技術情報

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機構設計

計測・通信・情報・放送などの分野が高度化し、そこで使用される機器の性能は飛躍的に向上しています。当社の生産する「精密板金加工製品」も、お客様のニーズの高度化に従って、ますます高精度化が要求されています。 単なる「板金加工」ではなく、「精密」というニーズに応えられる技術力の発揮が必要になってきます。 当社はそのようなお客様の「期待に応える」だけでなく、さらにその上の「感動」を提供できるレベルを目指して進んでいきます。

CAD・CAM



CADデータを作成、またはお客様から支給されたデータから、加工する内容にあわせてNC工作機械のNCデータを作成することです。

CADMAC、MetaCAMを使用しています。



精密板金加工

薄く平らに形成した金属を切ったり、曲げたり、穴をあけたりして、部品や筐体などを製造するための加工を板金と呼び、その中で高い加工精度・寸法公差が要求される板金のことを精密板金といいます。

溶接

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溶接とは「原子間の結合により、2個以上の物体を局地的に原子間結合させる方法」のことです。溶接の分類は融接、圧接、ろう接があります。また、溶接の種類として、ガス溶接、アーク溶接、TIG溶接などがあります。



塗装

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塗料を薄い膜にして素材の表面を覆うことで、素材を外気から遮断し汚れや湿気などから防ぐ役割を果たします。また、素材に直接傷が付かないように製品を保護し、色・艶・滑らかさ・模様・立体感などの仕上がり効果を与え物を美しく装います。



印刷

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シルク(スクリーン)印刷
版材にシルクやナイロン・テトロン等のスクリーンメッシュを使用し印刷することで、あらゆる素材・形状に適した印刷方法です。



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オフセット印刷
平板を水と油がはじく原理を利用し印刷する方法で、細かい線の印刷に適しています。



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ラベル印刷
凸版印刷で、全作業工程を一台の機械で行うので低コストで、大ロットに適しています。



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アルマイト印刷
アルミ板にアルマイト処理をし感光液を塗り印刷部分以外の所を感光させ感光していない部分にインクを刷り込む印刷方法です。細かい文字や線もきれいに出ます。


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エッチング印刷

アルミ板や銅板を薬品などで腐蝕した状態の効果を印刷することで、印刷した部分は光沢を失いざらついた感じになります。




彫刻



パネル彫刻
通信機器などのフロント・リヤパネルの彫刻です。板金加工後に塗装やメッキをした物に彫刻します。当社の彫刻品で一番多い分野です。印刷と違い製版がいらないので多品種少ロット向きです。

銘板彫刻
アクリル・塩ビ・ステンレス・真鍮・アルミなどに彫刻します。多品種少ロット向きです。

グラフィックパネル彫刻
空調設備の配管図などのグラフィックパネルです。裏側から彫刻して塗料を充てんします。当社では塗装設備もあるので複雑な配色にも対応できます。大きさは1000㎜×1800㎜くらい迄です。

ビク抜き

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板に抜きたい形の刃を組み付けた抜き型で打ち抜き機で型抜きします。この時に使われる機械がビクトリア印刷機を改造したものを使用したため、ビク抜きと呼ばれています。他にトムソンと呼ばれることもあります。


組立・配線

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機構部品の調達、製作した精密板金製品やネームプレートの貼り込み、組立を行います。また、電気部品やケーブルアセンブリの調達から、基板の取付、鉛フリーの半田付けまで、お客様のニーズに合わせた組立・配線を行っています。

鉛フリーはんだ
城北工業では、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が推奨する、スズ(Sn)が96.5%、銀(Ag)が3.0%、銅(Cu)が0.5%のSn-Ag系鉛フリーはんだを使用しています。
このはんだは、3銀コンマ5銅と呼ばれ、耐蝕Eビット使用時の腐食や焼き付きが少なく、Sn-Cu系に比べ融点が低いという特徴があります。
その他の鉛フリーはんだには、SnCu系[Sn(錫)、Cu(銅)]、SnZnBi系[Sn(錫)、Zn(亜鉛)、Bi(ビスマス)]、SnAgInBi系[Sn(錫)、Ag(銀)、In(インジウム)、Bi(ビスマス)]などがあります。